岐阜県美濃加茂市に建設しました歯科医院です。私どものWebサイトにある名古屋市内に設計しました歯科医院の紹介画像を見られて、設計の相談がありました。当初は、既存建物を改装しての歯科医院の検討をお願いされましたが、その物件では先生の思い描かれたプランにはなり難く他の物件を探すように進言いたしました。
その後、国道41号線沿いに、ほぼ意に沿うような物件がみつかり設計がスタートしました。
コンセプトとして次の３つの柱を掲げました。
- その土地に認知されていない新規開院となりますので、近隣および通行している車両からの視認性を第一に考える。
- 解放感と明るさ感、清潔感にて、初めてでも入りやすい医院を目指す。又患者様の不安を極力なくすようなデザインを行う。
- 1と2を踏まえた上で限られた予算内にてコストダウンを図る。
国道41号線の順方向、逆方向どちらからも、一目で『 田口歯科 』 とわかる外観とサインを計画。
合室は、外からも様子がうかがい知れるガラス張りの待合として、入りやすさを表現しています。同様に、診療室も完全に閉鎖するのでなく、穴あきブロックにて明るい雰囲気が外からもうかがい知れる様、デザインしています。
又、夜間の視認性を重視し、建物全体に明るく光る外壁間接照明を計画しています。
玄関、待合室は吹き抜けガラス張りとして解放感と明るさ感、清潔感をデザインしています。
診療室に至る廊下と診療室は間接照明と床タイルにて清潔感をデザインしています。
すべての診療室はガラスドアにて完全個室としております。又、手洗いキャビネットを配して、先生の導線移動を短縮しています。
又、患者様へのインフォームドコンセントを徹底するする為、デジタルレントゲンと口腔内カメラにて、正面にある大型デイスプレイモニターで
映し出すことが出来るようにオンライン接続されています。
以下、設計当初の建築パースとなります。
